01a0 ランジュ:
06d8 すべてをランジュに委ねちゃいなさい

01a0 ランジュ:
06d9 支配してあげるわ！！

019e <firstname>:
06da うわあっ！？

019e <firstname>:
06db （今の何！？　突風が吹いたみたいだった！<br>これがランジュちゃんのパフォーマンス！？）

019e <firstname>:
06dc （射抜くような視線、身動きができなくなるほどの衝撃）

019e <firstname>:
06dd （新しい、未知なる世界への希求と羨望）

019e <firstname>:
06de （「私が来てあげたんだから遊んでちょうだい」っておねだりされてる<br>みたいだ……）

019e <firstname>:
06df （…………）

019e <firstname>:
06e0 （……そう、私はそういう幼いわがままがかわいくて仕方なかった）

019e <firstname>:
06e1 （ほんの些細なことで大仰に騒ぐ姿がいじらしくて、かわいくて、<br>何でも叶えてあげたかった）

019e <firstname>:
06e2 （ランジュちゃんが真っ直ぐ前を向いて突き進んでいくところを<br>見たくて、たまに横を向いて私に笑いかけてくれるのが嬉しくて）

019e <firstname>:
06e3 （そばにいたいと思っていたのは、私だったのに……）

01a0 ランジュ:
06e4 観てた！？　最高のランジュだったでしょ！？

01a0 ランジュ:
06e5 アナタの記憶は戻ったのかしら？　戻ったわよね！？

019e <firstname>:
06e6 …………

01a0 ランジュ:
06e7 やっぱりね！

019e <firstname>:
06e8 え、私、何も言ってないけど……

01a0 ランジュ:
06e9 ランジュをみくびらないでちょうだい

01a0 ランジュ:
06ea その目を見ればわかるの

01a0 ランジュ:
06eb アナタしか持っていない「特別な個性」が戻ってきたんだもの！

06ec select: そんなのわかるの！？:
06ed select: さすがランジュちゃんだね！:
019e <firstname>:
06ee そんなのわかるの！？

01a0 ランジュ:
06ef わかるに決まってるでしょ？<br>ランジュとアナタがどれほどの時間を過ごしたと思っているの？

019e <firstname>:
06f0 ……いや、まだそこまで長くはなかったかな、って……

01a0 ランジュ:
06f1 ……確かにそうだったわね

01a0 ランジュ:
06f2 不思議だわ。<br>ランジュにはもうずっと長い時間を過ごした大切な人に思えたの

01a0 ランジュ:
06f3 でも間違いだったから訂正するわね

019e <firstname>:
06f4 ま、待って待って！　訂正しなくて大丈夫！

019e <firstname>:
06f5 どうせこれから長い時間を過ごすことになるんだから……

019e <firstname>:
06f6 そうでしょ？

01a0 ランジュ:
06f7 ふふっ、わかってるわね、アナタ！　その通りよ！

019e <firstname>:
06f8 さすがランジュちゃんだね！

01a0 ランジュ:
06f9 当然ね。ランジュは成長したんだから！

01a0 ランジュ:
06fa アナタと出会ってからのランジュの人生は予想もできないものだったわ

01a0 ランジュ:
06fb あんなにうまくいかないことなんてなかったんだもの

01a0 ランジュ:
06fc だけど、アナタと出会ってからのほうがランジュは生きてる、って<br>感じるの

01a0 ランジュ:
06fd アナタがその目でランジュを見てくれるなら、<br>もっともっと成長できる

01a0 ランジュ:
06fe だからもう一度言うわね。ランジュのそばから離れちゃダメよ！

01a0 ランジュ:
06ff ねえ、本当によかったの？

019e <firstname>:
0700 え、何が？

01a0 ランジュ:
0701 だって、ボランティアに付き合ってくれとは頼んでないわ

019e <firstname>:
0702 あはは、そうだね。でも私も興味出ちゃったから

019e <firstname>:
0703 まだランジュちゃんみたいに巣箱は作れないけど、はんぺんの毛を<br>集めたり巣箱が下から見えないように枝でガードを作るとか、<br>そういうことならできるでしょ？

01a0 ランジュ:
0704 ……ランジュがお願いしてないことも、してくれるのね

019e <firstname>:
0705 え、何か言った？

01a0 ランジュ:
0706 な、何でもないわ！

01a0 ランジュ:
0707 それより、帰ったらランジュが巣箱の作り方を教えてあげるわね

01a0 ランジュ:
0708 最初は難しいけど、慣れれば簡単よ！<br>最高に居心地のいい巣箱を作りましょうね！

019e <firstname>:
0709 いたっ！　うう、巣箱造りって大変だね……

01a0 ランジュ:
070a 最初はランジュもたくさん絆創膏を貼ったわ

01a0 ランジュ:
070b アナタにも貼ってあげる。手を出しなさい

01a0 ランジュ:
070c ……よし、これでいいわ

01a0 ランジュ:
070d この絆創膏は、アナタがチャレンジしたことを表す勲章よ。<br>誇りなさい

019e <firstname>:
070e ランジュちゃんいいこと言うなあ。私、やる気出た！

01a0 ランジュ:
070f ふふっ、だってランジュは大部長だもの！<br>部長の士気を高めることだって大事な仕事よ！

019e <firstname>:
0710 ……あれ？　ねえランジュちゃん、そこに置いてあるノートって、<br>みんなとやりたいことが書いてあるノート？

01a0 ランジュ:
0711 ええ、そうよ

01a0 ランジュ:
0712 前の最新版ノートに書いてあることも叶っちゃったから、<br>これは最新改訂版よ

019e <firstname>:
0713 へえ……見てもいいかな？

01a0 ランジュ:
0714 もちろんよ！　はい！

019e <firstname>:
0715 ……なになに、「みんなでエベレスト登頂」「みんなで死海に遊びに行く」「みんなでオーストラリアでホーストレッキング 」

019e <firstname>:
0716 あはは、お出かけ先がいっぱいだね

01a0 ランジュ:
0717 そうなの。次はみんなでもっと遠くにお出かけがしたくて……

01a0 ランジュ:
0718 あなたも頼んでくれない？<br>ランジュがお金を出すからみんなでピラミッドを見に行かない！？

019e <firstname>:
0719 う、うーん……それは……<br>ほら、それぞれのご家庭の事情もあるだろうし……<br>もうちょっと先の目標にしてみたら？

01a0 ランジュ:
071a そうなの？　仕方ないわね……

01a0 ランジュ:
071b でも先の楽しみができた、ってことよね！<br>ふふっ、ランジュ、みんなと一緒にどこまでも行きたいの！

01a5 栞子:
071c みなさん！！　大変ですーーー！！

01a7 ミア:
071d なに、騒々しいなあ

01a5 栞子:
071e 大変なお誘いが来てしまったんです……！　なんと……！

01a5 栞子:
071f 海外のフェスへの参加依頼です！！！

01bb 全員:
0720 ええええ！？

01a2 愛:
072b 海外ってどこ！？

01a5 栞子:
072c ここに詳しくあります、見てください！

01a8 彼方:
072d おおお……

01a9 果林:
072e ついに海外から……

01a3 せつ菜:
072f スクールアイドルの魅力が世界に広まったということですね！

01a4 かすみ:
0730 これはもう行くしかないですよねっ！

01a6 しずく:
0731 学んできた語学を試す機会でもありますよね……！

01aa 璃奈:
0732 もしものときのために、通訳アプリ、作ろうかな

01a4 かすみ:
0733 そんなのいらないって！　かすみんのボディランゲージで<br>全部解決できるから！　大船に乗ったつもりでいなって！

01a7 ミア:
0734 大きくても泥舟じゃあね

01a4 かすみ:
0735 泥じゃないっ！！

019f 歩夢:
0736 ど、どうする？　本当に行くの……？

019e <firstname>:
0737 これは……またとないチャンスだよね……

01a1 エマ:
0738 そうだよね！　わたし出たい！

01a0 ランジュ:
0739 きゃあっ！　決まりね！　ランジュたちの歌を届けましょう！

019e <firstname>:
073a （……大丈夫。私は……私がみんなのそばにいたいんだから！）

01a4 かすみ:
073b ふえーん、ボディランゲージは万国共通なはずなのにい～！

01a6 しずく:
073c だから「これください」くらいは練習しようね、って言ったでしょ！

01a4 かすみ:
073d りな子……翻訳アプリは……？

01aa 璃奈:
073e いらないって、かすみちゃんが言ったから……

01a4 かすみ:
073f あーん！　ミア子、かすみんのそばから離れないでえ！

01a7 ミア:
0740 ちょっ……！？　くっつくなよ、暑いんだから！

019e <firstname>:
0741 （ついに来ちゃった……こんなところまで……）

019e <firstname>:
0742 （でもみんな楽しそう。こんな立派なフェスに出られるだもん、<br>楽しみで仕方ないよね）

019e <firstname>:
0743 （それに、これはランジュちゃんのみんなとやりたいことノートに<br>あったことにピッタリ当てはまってる）

019e <firstname>:
0744 （「みんなと一緒にどこまでも行きたい」こんなに早く叶うなんてよかった！！）

01a0 ランジュ:
0745 ねえ、ちょっといい？

019e <firstname>:
0746 あ、どうしたの？　何か足りないものとかある？

01a0 ランジュ:
0747 そうじゃないの

01a0 ランジュ:
0748 ちょっと、手を繋いでもいい？

019e <firstname>:
0749 手？　いいけど……

01a0 ランジュ:
074a まさか、ランジュのやりたいことがこんなに早く叶うなんて<br>思わなかったわ。みんなでここに立てるなんて夢みたいよ

019e <firstname>:
074b 願いが叶ってよかったね

01a0 ランジュ:
074c だけど、アナタ、何かヘンなこと考えてるわね？

019e <firstname>:
074d え？　そんなことないよ

01a0 ランジュ:
074e 目を見ればわかるのよ

01a0 ランジュ:
074f きっと、昔のランジュもそんな目をしていたのね

01a0 ランジュ:
0750 アタシはね、自分から離れていくものは、<br>自分に必要ないものなんだ、って思ってたの

01a0 ランジュ:
0751 そう思う方が楽だし、強くいられるから

01a0 ランジュ:
0752 だけど同好会に入ることができて、そうは思えなくなった

01a0 ランジュ:
0753 諦められなくなった

01a0 ランジュ:
0754 もがくことでもっと強くなれるとわかった

01a0 ランジュ:
0755 だから、アナタももがきなさい。もがいて強くなるの

01a0 ランジュ:
0756 アナタの不安がなんなのか、ランジュにはわからないけど、<br>この手を絶対に離さない。一緒にもがくわ

01a0 ランジュ:
0757 ……わかったわね！

019e <firstname>:
0758 ……うん！　ランジュちゃん……ありがとう！<br>私も、何があっても諦めない。もがいて強くなる

019e <firstname>:
0759 ランジュちゃんの隣に立つのにふさわしい自分でいる！