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019e <firstname>:
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05fe （栞子ちゃんの動きに合わせて、衣装の袖がひらひらと舞う）
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019e <firstname>:
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05ff （いつも冷静で穏やかな栞子ちゃんから出てるとは思えない<br>きっぱりとした意志を感じさせる声）
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019e <firstname>:
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0600 （目の前に「在る」とわかってる、感じているけど怯んで近づけない、<br>手を伸ばせないままの私の背中に手を当ててくれてる）
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019e <firstname>:
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0601 （あたたかく、心強いてのひら）
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019e <firstname>:
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0602 （「一歩前に踏み出してみれば明日は変わる」<br>……そう、そうだよね。<br>私は変わっていかなきゃ。立ち尽くしたままじゃいられない）
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019e <firstname>:
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0603 （……おぼろげだった輪郭が絵を結ぶ。私が怖かったこと、<br>嫌だと思ったこと）
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019e <firstname>:
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0604 （……思い出せてよかった。全然怖くなんてないものだったから）
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01a5 栞子:
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0605 はい、どうぞ
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019e <firstname>:
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0606 栞子ちゃん……今いいかな？
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01a5 栞子:
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0607 もちろんです！ どうぞ入ってください
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019e <firstname>:
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0608 えっと……朝会でのパフォーマンス、すごくよかった
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01a5 栞子:
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0609 ありがとうございます
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01a5 栞子:
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060a 少しでもあなたへのエールになっていたら幸せです
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019e <firstname>:
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060b うん、すごいエールをもらっちゃった
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019e <firstname>:
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060c 本当はあの後すぐに言いたかったんだけど、<br>なんて言ったらいいかわからなくて……
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019e <firstname>:
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060d 私、全部思い出したよ、栞子ちゃん
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01a5 栞子:
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060e え……ええっ！？ 本当ですか！？<br>す、すぐみなさんに報告しないと！！
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019e <firstname>:
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060f ちょ、ちょっと待って！<br>その前に栞子ちゃんに話したいことがあるんだ！
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01a5 栞子:
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0610 私にですか……？
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019e <firstname>:
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0611 うん
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019e <firstname>:
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0612 私のこと、ずっと支えてくれてありがとう。<br>大丈夫だよ、って背中を押してくれてありがとう
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019e <firstname>:
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0613 考えてみたら、記憶をなくしてからずっとそうしてもらってたよね
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019e <firstname>:
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0614 朝会で『決意の光』を歌ってくれたとき、<br>やっと立ち向かうことができたんだ……
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01a5 栞子:
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0615 よかったです……
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01a5 栞子:
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0616 あなたの記憶が戻ったことはもちろんですが、<br>あなたにこれまでの恩を少しでもお返しできたことが嬉しいです
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01a5 栞子:
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0617 この曲はあなたが私のすべてを掬い上げてくれたもの。<br>自分はこんなふうに思っていたんだと気づかせてくれた曲です
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01a5 栞子:
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0618 その曲であなたの助けになれたことを幸せに思います
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01a5 栞子:
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0619 それと……もう一つ、とても幸せなことがあるんです
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01a5 栞子:
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061a また少し、私の目指すスクールアイドルに近づけたんだな、って！
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019e <firstname>:
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061b 誰かの背中を押してあげられるスクールアイドルになりたい、って<br>言ってたもんね。私も押してもらえた
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019e <firstname>:
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061c 思い切って進んだ先には怖いものなんてなかった、って、<br>栞子ちゃんは知ってたからあんなに力強く訴えかけてくれたんだね
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01a5 栞子:
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061d ふふっ、そうかもしれません
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01a5 栞子:
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061e 今の私は、自分の目で見ること、<br>挑戦してみることで得られるものの尊さを知っていますから
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019e <firstname>:
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061f 前、栞子ちゃんが自分に任せてほしい、って言ってくれたのは<br>こういうことだったんだね
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01a5 栞子:
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0620 そうなのですが、<br>正直こんなにうまくいくとは夢にも思っていなかったんです。<br>ちょっとしたきっかけになれば、くらいの気持ちで……
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019e <firstname>:
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0621 きっかけだなんて！ すごくダイレクトに刺さったよ！
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019e <firstname>:
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0622 やっぱり、スクールアイドルの曲にはそういう力があるんだよね……！
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019e <firstname>:
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0623 私、スクールアイドルがこんなに好きだったことを思い出せて<br>よかった。私にはスクールアイドル以上に情熱を燃やせるものは<br>ない、って改めてわかった！
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019e <firstname>:
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0624 これから先どんなことになっても、<br>私にはスクールアイドルしかないんだ……
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01a5 栞子:
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0625 これから先どんなことになっても……？
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019e <firstname>:
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0626 あっ、ううん、なんでもないんだ。<br>私が勝手に想像しちゃったことだから
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01a5 栞子:
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0627 もしかして、それが記憶を失った原因だったりしますか？
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019e <firstname>:
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0628 ……たぶん、そうかなと思う
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019e <firstname>:
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0629 これも、みんなに話さなきゃいけないよね……<br>たくさん迷惑かけちゃったし、説明しなきゃ
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01a5 栞子:
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062a ……私はそうは思いません
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01a5 栞子:
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062b 心に秘めていたいこともありますから
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01a5 栞子:
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062c 一番大事なのは、あなたの記憶が戻ったことです。<br>それだけで十分ですよ！
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062d select: ……栞子ちゃんにも、秘めていたいことってある？:
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062e select: それでいいのかな？:
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019e <firstname>:
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062f ……栞子ちゃんにも、秘めていたいことってある？
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01a5 栞子:
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0630 ありますよ
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019e <firstname>:
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0631 そうなんだ！
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01a5 栞子:
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0632 姉への思いとか……特別で複雑で、<br>まだ誰にもうまく説明できる気がしません
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01a5 栞子:
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0633 でも……いつかちゃんと整理できたら、<br>あなたにも聞いてもらいたいです……
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019e <firstname>:
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0634 それでいいのかな？
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01a5 栞子:
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0635 少なくとも私にとっては
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01a5 栞子:
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0636 いえ、きっと同好会のみなさんも同じように思うはずです！
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01a5 栞子:
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0637 だって、自分ひとりであなたとの思い出を抱えているのは<br>苦しいですから……
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01a5 栞子:
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0638 あなたとのかけがえのない思い出は、あなたと共有していたいんです
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019e <firstname>:
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0639 栞子ちゃん、話って何？
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01a5 栞子:
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063a あの……私、あなたと思い出作りがしたいんです。<br>この先何があってもぜっっったいに忘れられないような、<br>印象的な思い出を
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019e <firstname>:
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063b あははっ！ サバンナみたいな？
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01a5 栞子:
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063c サバンナは……まだ印象が薄かったようなので、<br>もう少し思い切った場所がいいかもと考えています
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019e <firstname>:
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063d サバンナ以上となると……エベレストとか南極とか砂漠とか……<br>あ、アマゾンとか！？
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01a5 栞子:
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063e 宇宙です
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019e <firstname>:
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063f う！？ 宇宙……？？？
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01a5 栞子:
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0640 はい、宇宙です
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01a5 栞子:
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0641 今は民間でも受け入れてくれるところがあるそうで、<br>両親に相談したらなんとかなりそうなんです
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019e <firstname>:
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0642 ええ！？ なんとかなっちゃうの……？
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019e <firstname>:
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0643 でも、宇宙飛行士さんの訓練とかすごく長くて厳しいって<br>テレビで見たことあるよ？ 私たちみたいな一般人が行けるの？
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01a5 栞子:
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0644 ご安心ください。<br>宇宙旅行といっても日帰り旅行のような感じですから<br>そこまで大仰な訓練は必要ありません
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01a5 栞子:
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0645 ただそうですね……人間ドックのようなメディカルチェック、<br>重力に耐える訓練、大きな重力から無重力に変わるときの衝撃に<br>慣れる訓練、無重力下での体勢の維持と基本的な座学だけです
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01a5 栞子:
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0646 あっ、訓練の他には各種保険への加入と飛行証明書などの発行も<br>必要ですね
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019e <firstname>:
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0647 そ、そうなんだ……
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01a5 栞子:
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0648 ちょっと大変な海外旅行、って感じです！
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019e <firstname>:
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0649 （栞子ちゃんって……薫子先生の進化系だったんだな……）
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019e <firstname>:
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064a ここが……宇宙旅行への出発点、スペース・ポート……！
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01a5 栞子:
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064b いよいよ宇宙旅行ですね！
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019e <firstname>:
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064c ここまできちゃったよ……訓練も乗り切れちゃった……<br>やれるもんだ……
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01a5 栞子:
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064d あなたとなら、どんなことでもできる気がします！
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019e <firstname>:
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064e 私も栞子ちゃんとならなんでもできちゃいそう。<br>ここまでこれちゃったし
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01a5 栞子:
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064f ふふっ、嬉しいです
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01a5 栞子:
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0650 スクールアイドルも大冒険も楽しくてたまりません
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01a5 栞子:
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0651 ふたりだけの忘れられない思い出……作りましょうね。<br>さあ、出発です！
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019e <firstname>:
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0652 うわあ……！！
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01a5 栞子:
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0653 あ、見てください！ 地球ですよ！<br>地球ってあんなに蒼いんですね！
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01a5 栞子:
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0654 ネットで見る写真よりずっときれい……<br>キラキラのキャンディみたいです！
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01a5 栞子:
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0655 あんなに大きな場所で、私たちって出逢えたんですね……
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01a5 栞子:
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0656 ものすごい確率です。それだけで運命を感じます
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019e <firstname>:
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0657 うん。こんなに広い世界で、同じ時代の同じ場所にいて、<br>同じものを好きになれる確率って想像もつかないくらい<br>低いはずだもんね
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01a5 栞子:
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0658 ええ、限りなくゼロに近い、<br>奇跡のような確率であなたに出逢えたんです
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01a5 栞子:
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0659 だから、あなたは私にとってこんなにも特別なんですね
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019e <firstname>:
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065a 私にとっても栞子ちゃんは特別だよ
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01a5 栞子:
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065b あなたがいてくれたから、今の私がいます
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01a5 栞子:
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065c これからもずっとずっと、あなたのそばにいさせてください……
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